宗像神社中津宮(なかつぐう)は、福岡県宗像市大島に位置し、宗像大社の三宮の一つです。中津宮は、宗像三女神の一柱である湍津姫神(たぎつひめのかみ)を祀っています。本殿は永禄9年(1566年)に建てられ、福岡県指定文化財に指定されています。
特徴
中津宮は、御嶽山山頂の御嶽山祭祀遺跡を起源とし、麓の海に面した高台に本殿が造営されています。この神社は、宗像大社の中でも特に古い歴史を持ち、宗像三女神の信仰の中心地の一つです。本殿は福岡県指定文化財に指定されており、昭和3年(1928年)に建てられた拝殿も見どころの一つです。
中津宮では、月次祭(つきなみさい)や春季大祭、秋季大祭など、年間を通じてさまざまな祭典が行われています。特に、七夕祭は鎌倉時代から続く伝統的な祭りで、境内の川は「天の川」と呼ばれています。
おすすめの過ごし方・楽しみ方
中津宮の歴史的背景や建築をじっくりと見学し、宗像三女神の信仰について学ぶことができます。祭典行事に参加して、地元の文化や伝統を体験するのもおすすめです。特に七夕祭は見逃せません。また大島の美しい自然を楽しみながら、中津宮周辺を散策するのも良いでしょう。島の反対側にある、沖ノ島を望む遙拝所にも足をのばして、宗像大社のパワースポット巡りをしてみてください。
基本情報
宗像神社中津宮
住所 宗像市大島1811
連絡先 0940-72-2007
公式サイト
情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。
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