岩手銀行赤レンガ館は、その名の通り赤いレンガ造りが特徴的な建物で、岩手県盛岡市に位置しています。かつては銀行として利用されていたこの建物は、現在ではその美しい建築様式で多くの観光客を引き寄せています。
特徴
岩手銀行赤レンガ館の魅力は、その歴史的建造物としての価値にあります。明治時代に盛岡銀行の本店行舎として建てられたこの建物は、国の登録有形文化財にも指定されており、その独特な赤レンガの外観は、訪れる人に深い印象を与えます。また、内部には当時の銀行としての機能を想像させる重厚な造りが残されており、歴史を感じさせる空間となっています。
こちらの設計は、東京駅の設計も手掛けた辰野金吾・葛西萬司建築事務所が行っており、天井が高く開放的な造りは、当時の洋風建築の特徴を表しています。
おすすめの過ごし方・楽しみ方
岩手銀行赤レンガ館を訪れた際には、ゆっくりと建物の周囲を散策してみてください。特に、赤レンガの壁面や精巧な装飾のディテールに注目すると、その時代の建築技術の高さを感じることができます。内部は岩手銀行ゾーン(無料)と、盛岡銀行ゾーン(有料)に分かれておりますが、ぜひどちらも楽しんでいただきたいです。盛岡銀行ゾーンは、応接室や重役室といった施設を開館当時のままに再現された内装を鑑賞していただけます。
また、内部では定期的にアート展示やイベントが開催されているため、訪問前にスケジュールをチェックするのがおすすめです。過去と現代の文化が融合する空間で、心ゆくまで時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
基本情報
岩手銀行赤レンガ館
住所 盛岡市中ノ橋通1‐2‐20
営業時間 10:00‐17:00
定休日 火、年末年始(12月29日~1月3日)
連絡先 019‐622‐1236
公式サイト
情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。