旅館・宿

【静岡県静岡市】泉ヶ谷 工芸ノ宿 和楽

築100年を越える古民家をリノベーションした旧東海道の宿場、鞠子宿・泉ヶ谷にあるお宿です。全室にプライベートサウナを完備し、贅沢な滞在時間をお過ごしいただけます。

コンセプト

「日常を離れ、手仕事に触れる。
 時間を忘れて、呼吸を感じる。
 ここは古民家、癒しの宿。」

「泉ヶ谷 工芸ノ宿 和楽」は、静岡県の丸子宿に位置する宿泊施設です。東海道の宿場町に佇むこの宿は、築100年以上の古民家を改築し、木の梁や柱の造りはそのままに、伝統的な美しさを残した造りになっています。

職人さんが丹精を込めてつくった工芸品に囲まれ、本物に触れることで日常を離れる。
檜風呂やサウナでゆっくりとした時間を過ごすことで、自分の呼吸の音に耳を傾ける。

そんな贅沢な時間を過ごすことができるお宿です。

敷地内には、国内最大級の伝統工芸体験施設も併設されており、今川・徳川時代から今に大切に受け継がれている、駿河竹千筋細工・和染・木工・漆・陶芸などのさまざまな工芸体験を楽しむことができます。他にもおしゃれなカフェやギャラリーなど、1度の滞在では満喫しきれないほどの魅力がたっぷり詰まっています。ぜひ訪れた際には、宿泊と合わせて敷地内の散策や工芸体験も含めて鞠子宿・泉ヶ谷を堪能してください。

お部屋

和楽の客室は多彩で、各室がそれぞれの魅力を持っていますが、どのお部屋も木のぬくもりを生かしたどこか懐かしい雰囲気をまといます。

今回宿泊した「和」のお部屋をご紹介させていただきます。縁側がついていたり、プライベートサウナから続く整い場から空が望めたり、この部屋のためだけにつくられたお庭が窓一面に広がったりと、自分の体と自然が繋がりあうような感覚を感じることができるお部屋です。

プライベートサウナは全室に備え付けられており、時間を忘れて思う存分汗を流すことができ、お茶の香りのロウリュウは心を和ませてくれます。整い場は、空を望むことができ、外の風を感じながら心も体も整う感覚を味わえます。お風呂は檜風呂で、まるで森林浴をしているかのような、深い香りに包まれて至福の時間を過ごすことができます。

また、お部屋の洗礼された雰囲気を演出するのに欠かせないのが、職人さんの手によって作られた工芸品の数々です。特に駿河竹千筋細工を用いてつくられた工芸品の数々は思わず見入ってしまうほどの美しさでした。こうした工芸品と時間をともにすることで、日常と離れていることを実感し、自分の呼吸と向き合うことができる、このお宿の大きな魅力です。

お食事

海と山の幸に恵まれた静岡。駿河湾の魚介と静岡県産の食材を活かした創作料理を楽しめます。お料理はすべておまかせで、その日いちばん良い食材をシェフ自らが厳選し、お料理が決まるため、決まったメニューはありません。食材そのものを最大限にいかしたSimplesで、ぜひ最高の一皿に巡り会ってだきたいです。(写真は公式サイトから引用)

朝食ももちろん静岡を感じることができるメニューが豊富に用意されています。丸子宿名物のとろろ汁は、自然薯をすりおろし、だし汁と味噌で割ったもので、これを麦飯にかけて食べる料理です。宿のある丸子地区には「アルカリ玄武岩」という、自然薯の育成に適した特異な地質があり気候風土も適していることから、古くより良質の自然薯が自生していたといいます。(公式サイトから引用)

また、静岡の郷土料理である静岡おでんもいただけます。具材をすべて串に刺して、色の黒い出汁で煮込み、青のりや魚のだし粉をかけて食べるのが静岡流。朝から心も体もあたたまる、そんな静岡らしい朝食を楽しむことができます。

基本情報

泉ヶ谷 工芸ノ宿 和楽

住所  静岡県静岡市駿河区丸子3375-1
連絡先 050-5530-4338(電話受付時間 10:00‐18:00)

公式サイト

情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。

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ABOUT ME
江島
Hinotoriの江島です。フランス留学を経てHinotoriにジョインしました。東京学芸大学で多文化共生について学んでいます。地方の魅力とまごころを伝えていきます。