奈良県

【奈良】絶景を満喫!インスタ映え観光スポット12選!

奈良は、歴史的な寺院や美しい自然が調和する観光地として、四季折々の魅力を楽しめるスポットが満載です。春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、どの季節でも訪れたくなる場所がいっぱい。さらに、インスタ映えする写真を撮影するのにぴったりな絶景スポットも多数存在します。本記事では、奈良で訪れるべきインスタ映えスポットを季節ごとに厳選して12ヵ所ご紹介。

1. 春の奈良 桜とともに楽しむインスタ映えスポット

奈良公園 | 春の桜と鹿のコラボレーション

奈良公園の春の桜と鹿

奈良公園は、四季折々の美しい風景で知られていますが、特に春になるとその魅力が一層際立ちます。毎年、奈良公園内の桜が一斉に開花し、ピンク色の花々が広がる中を鹿たちが悠然と歩く姿が、まるで絵画のような光景を作り出します。この時期、桜の花と鹿が織りなす自然のコラボレーションは、まさに絶景です。

桜が咲く頃、特に奈良公園の東大寺周辺や池の周りでは、見事な桜並木が広がります。桜の花が風に揺れると、その花びらが鹿の背に舞い降りる様子が見る人々を魅了します。また、奈良公園は約1,500頭の鹿が自由に歩き回る場所としても有名で、その鹿たちが桜の花の下でくつろぐ姿は、訪れる人々に心安らぐ瞬間を提供してくれます。

カメラを片手に、鹿と桜のシンフォニーを撮影することができ、SNSでシェアしたくなること間違いなしです。春の奈良公園では、まるで時間がゆっくり流れるかのような感覚を味わいながら、自然と歴史が融合した美しい風景を堪能できます。桜のピークは毎年4月上旬から中旬頃。訪れる際は、桜の開花予想をチェックして、最適なタイミングを狙って訪れると良いでしょう。

大崎康平

桜と鹿の組み合わせは、インスタ映えにも最適なスポットです!

平城宮跡 | 広大な敷地に咲く桜並木

奈良時代の都・平城京の中心地

平城宮跡(へいじょうきゅうせき)は、奈良時代に都として栄えた平城京の中心地であり、現在は国営「平城宮跡歴史公園」として整備された歴史的スポットです。広大な敷地には復原された大極殿や朱雀門、東院庭園などが点在し、当時の都の姿を感じながらゆったりと散策できます。周囲には緑豊かな景観が広がり、四季を通じて訪れる人々の憩いの場となっています。

春には、園内の各所で桜が咲き誇り、美しい花景色を楽しむことができます。特に大極殿の周辺や朱雀門ひろばでは、復原建物と桜の花が調和する風景が人気を集めています。例年の桜の見頃は4月上旬から中旬ごろで、満開時には約1,000本の桜が歴史的建造物を彩ります。

広い公園内では、桜の木の下でピクニックを楽しんだり、遺跡を背景に写真を撮ったりと、思い思いの時間を過ごせます。平城宮跡では、古都の歴史と春の自然が融合した穏やかな風景を楽しむことができます。奈良ならではの落ち着いた雰囲気の中で、ゆったりと花見や散策を満喫してみてはいかがでしょうか。

大崎康平

敷地が広いため混雑を感じにくく、家族連れやカップルにも人気です!

 2. 夏の奈良 緑と歴史が作る絶景

若草山 | 緑豊かな山頂から見下ろす景色

緑豊かな山頂から見下ろす景色

若草山(わかくさやま)は、奈良市の東部、奈良公園の東側にそびえる標高約342メートルの芝生の山です。三つの「笠」を重ねたような形から「三笠山」とも呼ばれ、古くから奈良の象徴として親しまれています。山頂からは奈良市街や東大寺、興福寺などの歴史的建造物を望むことができ、特に夕暮れ時には美しいパノラマが広がります。

山肌一面を覆う芝生が若々しい緑色に輝く春から秋にかけては、心地よい風を感じながら自然散策を楽しむことができます。山道は整備されており、登山口から約30〜40分ほどで山頂に到達できます。頂上には鶯塚古墳(5世紀ごろ築造)もあり、古代の歴史に触れられるのも魅力の一つです。

また、毎年1月の第4土曜日には、奈良の冬の風物詩「若草山焼き行事」が行われます。夜空を背景に草地が一斉に燃え上がる様子は幻想的で、奈良市内からも見ることができる迫力のある光景です。花火の打ち上げも行われ、多くの観光客で賑わいます。四季を通じて異なる表情を見せる若草山です。

大崎康平

どの季節に訪れても自然と歴史を感じられる絶景スポットです。

春日大社 | 深い緑と赤い鳥居が映える

深い緑と赤い鳥居が映える春日大社

春日大社は、奈良を代表する神社のひとつで、自然と歴史が調和した美しい景観が魅力です。768年に創建されたと伝わり、藤原氏の氏神を祀る由緒ある神社として知られています。現在の社殿は国宝に指定されており、朱塗りの社殿が緑豊かな森に映える姿は、奈良を象徴する風景のひとつです。

春日大社は奈良公園の一角に位置し、参道には「一之鳥居」「二之鳥居」など複数の鳥居が立ち並びます。参道沿いには多くの石灯籠や釣灯籠が並び、特に2月の「節分万燈籠」や8月の「中元万燈籠」の際には、数千の灯りがともされ幻想的な雰囲気に包まれます。

境内は広大で、周囲を豊かな常緑樹の森に囲まれています。この「春日山原始林」はユネスコ世界遺産にも登録されており、四季折々に異なる表情を見せます。また、春日大社の周辺には奈良公園の鹿たちが自由に行き来しており、参拝とともに奈良らしい風景を満喫できます。神聖な空気に包まれた境内で、古都の歴史と自然の調和を感じながら静かに散策するのもおすすめです。

大崎康平

春から初夏の新緑や秋の紅葉シーズンは、とても美しい自然を眺められます!

3. 秋の奈良 紅葉と共に楽しむ絶景スポット

東大寺 | 大仏殿と紅葉のコラボ

大仏殿と紅葉のコラボ

東大寺は、奈良を代表する歴史的な名所であり、その象徴である大仏殿は「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されています。圧倒的なスケールを誇るこの建築は、木造軸組建築として世界最大級の規模を持ち、日本の伝統建築の粋を今に伝えています。

秋になると、大仏殿を中心に広がる奈良公園の木々が鮮やかに色づき、歴史ある寺院の姿をより一層引き立てます。紅葉に包まれた大仏殿は、その荘厳さと自然の美しさが調和し、訪れる人々を魅了します。木々の葉が赤や黄に染まり、風に揺れる光景はまるで一幅の絵のよう。特に、大仏殿の前庭や参道からは、紅葉と建物を一緒に写真に収めることができるスポットもあり、観光客に人気です。

紅葉の見頃は例年11月中旬から12月初旬ごろ。季節の移ろいとともに表情を変える境内は、秋ならではの風情に包まれます。歴史と自然が調和したその景色は、まさに奈良を代表する秋の風物詩といえるでしょう。なお、東大寺では通常、大仏殿の夜間ライトアップは行われていませんが、周辺エリアでは期間限定でライトアップイベントが実施される場合もあります。日没後の境内は静寂に包まれ、夕暮れの光に照らされた大仏殿はまた違った趣を見せます。

大崎康平

悠久の歴史と豊かな自然が融合する、心に残る絶景スポットです。

長谷寺 | 紅葉と国宝を一度に楽しめる

奈良県桜井市にある歴史的な寺院

長谷寺は、奈良県桜井市にある歴史的な寺院で、美しい紅葉の名所として知られています。特に秋になると、長谷寺の境内は色とりどりの紅葉で彩られ、国宝の建造物とともに素晴らしい景観を楽しむことができます。

長谷寺は、奈良時代に創建されたとされ、境内には国宝の本堂(長谷観音)をはじめ、数多くの重要文化財があります。秋になると、紅葉が境内を包み込み、鮮やかな赤や黄の葉が本堂や周囲の建物、庭園に映えて、まるで絵画のような美しい光景が広がります。特に、本堂の前に広がる「紅葉の庭園」は絶景スポットで、紅葉の美しさと古刹の荘厳な雰囲気が調和し、訪れる人々に深い感動を与えます。

また、長谷寺の魅力はその広い境内にあります。長谷寺は、山の中腹に位置しており、登りながらさまざまな景色を楽しむことができます。階段を上るごとに紅葉の色づきが変わり、上から見る紅葉の絨毯のような景色は圧巻です。紅葉のピークは例年11月中旬から12月初旬にかけてで、この時期には紅葉とともに寺院の美しい建築を楽しむことができ、まさにインスタ映え間違いなしの絶景が広がります。

長谷寺は、紅葉と歴史が一体となった場所であり、紅葉狩りを楽しみながら、日本の古き良き文化に触れることができる貴重なスポットです。紅葉と国宝の両方を堪能できる長谷寺で、秋の深まりを感じながら心豊かなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

大崎康平

紅葉と歴史的な遺産を一度に堪能できる絶景スポットです!

 4. 冬の奈良 雪景色と静寂の世界

薬師寺 | 雪化粧した薬師寺の美しい姿

奈良時代に創建された古刹

薬師寺は、飛鳥時代の推古天皇の時代に創建された古刹で、薬師如来を本尊とする日本仏教の名刹として広く知られています。境内には、国宝に指定されている「金堂」と「東塔」があり、その荘厳な建築美は訪れる人々を魅了します。

冬の季節には、雪が積もることで普段とは違った静けさと趣のある風景が生まれます。白く覆われた屋根や庭園と古の建物が織りなす光景は、訪れる人々に心落ち着くひとときを提供します。また、雪が降った後の晴れた日には、朝日の光が雪に反射して建物を美しく照らし、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。雪化粧をした庭園や参道を歩くと、歴史を感じさせる風景が広がり、まるで時間を遡ったかのような感覚を味わえます。

寒い季節に訪れると、普段とは異なる薬師寺の魅力を存分に感じることができるスポットです。雪に包まれた薬師寺は、冬ならではの静寂と美しさを楽しめる場所として、心に残る景観を提供してくれます。

大崎康平

金堂の屋根に雪が積もった姿には、とても感動します。

法隆寺 | 雪景色と古の世界が融合

世界最古の木造建築「法隆寺」

法隆寺は、日本を代表する文化遺産のひとつで、世界遺産にも登録されています。7世紀初頭に建立された建物群は、現存する木造建築として非常に貴重で、長い歴史を感じられる場所です。法隆寺の建築の中でも、金堂や五重塔は特に重要な建物として知られています。これらは建築技術や宗教的意義の面で高く評価され、世界的にも価値のある建物です。季節によって建物や境内の景観が変化し、冬には雪景色の中で建物の形や屋根の構造が際立つことがあります。

境内には庭園や参道も整備されており、古い石灯籠や樹木が点在しています。雪が積もると風景が変化し、冬ならではの静かな雰囲気を感じることができます。参拝者は歴史ある建築を見学しながら、当時の文化や建築技術を間近に体感することが可能です。法隆寺は、訪れることで日本の伝統建築や文化に触れる貴重な体験ができます。

大崎康平

歴史的価値の高さと季節ごとの景観の変化を楽しめる場所です。

5. 四季を通して楽しめる定番インスタ映えスポット

依水園 | 四季折々の美しい庭園

四季折々の美しい庭園

依水園(いすいえん)は、奈良市内にある美しい日本庭園で、その静かな雰囲気と四季折々の景色が訪れる人々を魅了します。明治時代に造園された庭園で、池や築山、樹木が調和した典雅な景観を楽しむことができます

春には、庭園内の木々が芽吹き、桜の花がやさしく庭を彩ります。池に映る桜や緑の景色は、訪れる人々に穏やかな時間を提供します。夏は新緑が美しく、静かな池面に映る緑が涼しげな雰囲気を醸し出します。

秋には紅葉が見られ、庭園内の木々が赤や黄色に色づきます。色づく景色は池に映り込み、四季の変化を感じることができます。冬季は雪景色が見られることもあり、庭園に静けさを加えます。雪の量は限られるため、幻想的な景色が楽しめる日もあります。依水園は、ゆったりとした時間を過ごしながら、日本庭園ならではの穏やかで落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。

大崎康平

どの季節に訪れてもその自然美を感じられる庭園です。

高円山 | 美しい庭園と静かな風景

自然と調和した美しい庭園

高円山(こうえんざん)は、奈良市の郊外に位置する、四季折々の自然美を楽しむことができる絶景スポットです。標高約250メートルのこの山は、緑豊かな山々と静かな風景が広がり、自然と調和した美しい庭園が魅力的です。特に庭園の美しさと静寂な雰囲気が、心を落ち着けてくれる場所として人気です。

高円山の頂上にある「高円山寺」からは、周囲の広大な景色を一望することができ、奈良市内や遠くの山々まで見渡せます。晴れた日には、遠くに見える大和の盆地や、周囲の山々が広がり、その美しいパノラマビューは、まさに息をのむほどの絶景です。また、庭園内を歩くと、四季折々の花々や木々が植えられ、特に春の桜や秋の紅葉が美しく、訪れる人々の目を楽しませてくれます。

秋の紅葉シーズンには、山全体が鮮やかな赤や黄色に染まり、庭園の池に映る紅葉の姿が一層美しさを増します。静かな池の水面に映る紅葉は、まるで絵画のような幻想的な景色を作り出し、訪れる人々に深い感動を与えます。冬には、雪が降ることもあり、雪化粧をした庭園は、さらに静けさと神聖さを感じさせ、他の季節とはまた違った美しさがあります。高円山は、自然の静けさと美しい庭園が一体となった、心安らぐ場所です。

大崎康平

インスタ映えにもぴったりの絶景スポットです!

6. 文化とアートを感じるスポット

奈良国立博物館 | 歴史的建築とアートの融合

歴史的建築とアートの融合

奈良国立博物館は、奈良公園の東側に位置する、日本の歴史と文化を感じられる名所です。明治時代に建設された「旧奈良県立図書館」を基にした建物は、和洋折衷の美しい建築様式で、伝統的な日本建築と西洋デザインが融合した歴史的価値を持ち、訪れる人々に強い印象を与えます。

館内では、奈良時代から現代までの日本の貴重な文化財や仏教美術を展示しており、仏像や古文書、絵画など、多彩な作品を通して日本の歴史や芸術を学べます。春や秋には特別展も開催され、多くの観光客に親しまれています。また、周囲の庭園では四季折々の自然が楽しめ、春の桜や秋の紅葉は静かな安らぎを提供します。

大崎康平

歴史的建築と美術、自然の美しさが調和する観光スポットです。

奈良町 | 古民家と石畳の街並み

古民家と石畳の街並み

奈良町(ならまち)は、奈良市の中心部に位置する歴史ある街並みが魅力のエリアです。奈良公園や東大寺からも徒歩圏内でアクセスでき、古民家や伝統的な建物が立ち並ぶ景色は、まるで時代をさかのぼったかのような雰囲気を楽しめます。

奈良町は江戸時代から明治時代にかけて商業地として栄え、その面影が今も色濃く残っています。特に古民家や町家が立ち並ぶ風景は、昔の日本の暮らしを感じさせ、心安らぐ空間を提供してくれます。多くの建物は木造建築で、屋根瓦や木の格子、土壁など、伝統的な日本建築の美しさを感じることができます。

また、街の散策中には地元の工芸品やお土産屋、カフェなども楽しめます。昔ながらの町家を改装したカフェや雑貨店は、懐かしさと温かみのある雰囲気が漂い、訪れる人々に安らぎを与えてくれます。石畳の道を歩きながら古民家を眺め、街角で写真を撮れば、どこもインスタ映え間違いなしです。

春には桜が咲き誇り、秋には紅葉が街並みを彩ります。季節ごとの自然の美しさが、歴史ある街並みにさらなる魅力を加えます。特に春の桜や秋の紅葉に包まれた古民家の景色は、まるで絵画のようで、訪れるたびに新たな感動をもたらしてくれます。奈良町は、歴史と文化が息づく場所であり、古き良き日本の風景と現代的な感覚を同時に楽しめる、奈良の隠れた名所です。

大崎康平

石畳の小道や昔ながらの街並みは、観光客に人気のスポットです。

奈良県の観光スポットまとめ

奈良は、歴史と自然が織りなす美しい風景が魅力の観光地で、四季折々の絶景が楽しめるスポットが満載です。春には桜の名所である奈良公園や平城宮跡で、鹿と桜のコラボレーションを楽しみ、夏には緑豊かな若草山や春日大社で自然の美しさを堪能できます。秋には紅葉が映える東大寺や吉野山が美しく彩り、冬は雪景色の中で幻想的な風景が広がります。

どの季節にも訪れたくなるスポットばかりで、インスタ映えする写真を撮るには最適な場所がたくさん。これらの絶景スポットを訪れることで、奈良の魅力を存分に感じることができ、思い出に残る素敵な写真を手に入れることができます。季節ごとに訪れるべきスポットを厳選して紹介したので、次の旅行の参考にしてみてください。

ABOUT ME
大﨑庸平
地域観光と地域旅館が好きで株式会社Hinotoriを起業しました。以前は株式日本ユニストにて熊野古道の宿「SEN.RETREAT」を立ちあげ集客していました。「地域のまごころが報われる世界を創る」をミッションに旅館と地域観光を盛り上げたいと思っています。以前は屋内型テーマパークSMALL WORLDSやアートアクアリウム美術館の立ち上げに参画してマーケティングをしたりとマーケティング畑が長いです。新卒ではPwCコンサルティングに所属しておりました。