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福島県のお土産16選!名物スイーツから伝統工芸まで

福島県は、歴史ある銘菓や郷土料理、洗練された工芸品など、バラエティ豊かなお土産の宝庫。特に会津や郡山、喜多方など地域ごとに特色があり、どこへ行っても魅力的な手土産と出会えます。この記事では、甘いスイーツ系からご飯のおともになるしょっぱい系、伝統工芸や地酒まで、「これは買っておきたい!」という福島土産をジャンル別に17品ご紹介。旅の記念や大切な人へのお土産選びの参考にしてみてください。

目次
  1. 甘党におすすめ!福島の人気スイーツ土産
  2. ごはんにもぴったり!しょっぱい系&加工食品のお土産
  3. お酒好きに贈りたい!福島の銘酒・クラフト酒土産
  4. 手に取る楽しみ!伝統工芸・民芸品のお土産
  5. 福島県の人気お土産まとめ

甘党におすすめ!福島の人気スイーツ土産

1. 薄皮饅頭(柏屋)|郡山発・130年以上続く定番の味

参照:https://www.usukawa.co.jp/usukawa/

福島県郡山市に本店を構える「柏屋」の薄皮饅頭は、130年以上の歴史を誇る福島を代表する銘菓です。特徴は、名前の通り薄くしっとりとした皮と、たっぷり詰まった上品なあん。甘さ控えめながらも深い味わいで、飽きのこない美味しさが多くの人に愛されています。お茶との相性も抜群で、手土産や法事などの贈答用にも最適。郡山駅や福島県内の主要な土産店で購入可能です。

2. ままどおる(三万石)|ミルクあんとしっとり生地がクセになる

参照:https://www.sanmangoku.co.jp/products/mamadoru/

「ままどおる」は、福島県郡山市の菓子店・三万石が製造する人気の洋風和菓子です。スペイン語で「お乳を飲む人」という意味の名を持つこのお菓子は、ミルク風味の白あんをしっとりとした生地で包み込んでいます。柔らかく優しい甘さが特徴で、幅広い年齢層に人気です。個包装で日持ちもよく、箱入りの商品もあるためお土産や贈り物に最適。郡山駅や福島空港などで購入可能です。

3. ゆべし(かんのや)|もちもち×くるみのやさしい甘さ

参照:https://www.yubeshi.co.jp/

「かんのや」のゆべしは、福島の代表的な郷土菓子として知られています。もっちりとした生地に、クルミの食感と香ばしさが絶妙にマッチし、甘すぎない上品な味わいが特徴。形もユニークで、桜の花びらのような可愛らしい見た目が目を引きます。お茶請けや軽い手土産としても人気があり、福島県内のサービスエリアや駅、空港などで広く取り扱われています。

4. クリームボックス(郡山)|地元で愛されるご当地パン

参照:https://www.kanko-koriyama.gr.jp/tourism/detail3-1-487.html

郡山発祥のご当地パン「クリームボックス」は、厚切りのふかふか食パンに甘いミルククリームをたっぷりと塗ったシンプルながらクセになる味わいの一品です。1970年代に地元のベーカリーが生み出し、郡山市内のパン屋や駅売店で手軽に購入できます。ミルククリームの濃厚さとパンの優しい食感が相まって、地元民にも観光客にも愛されています。冷やしても美味しく、食べ歩きにもぴったりです。

5. 酪王カフェオレスイーツ|福島民愛飲の味をスイーツで再現

参照:https://rakuou-kyodo.co.jp/products/milkbase/

福島県民に長年親しまれている乳飲料「酪王カフェオレ」がスイーツになったのが「酪王カフェオレスイーツ」シリーズです。プリンやケーキ、クッキーなどが展開されており、ミルクとコーヒーの絶妙な風味がそのまま楽しめます。見た目もかわいく、パッケージもおしゃれで、特に若い世代や女性に人気。郡山駅や福島空港、県内のスーパーや道の駅などで購入できます。

ごはんにもぴったり!しょっぱい系&加工食品のお土産

6. 喜多方ラーメン(河京など)|名店の味を自宅で手軽に

日本三大ラーメンの一つに数えられる「喜多方ラーメン」は、太めのちぢれ麺と澄んだ醤油ベースのスープが特徴。喜多方市内の有名店の味を自宅で楽しめる土産用セットは種類も豊富で、乾麺タイプや生麺タイプなど好みに応じて選べます。チャーシューやメンマもセットになった豪華仕様の商品もあり、ラーメンファンに喜ばれること間違いなし。地元の土産店やサービスエリアなどで入手できます。

7. いかにんじん|福島の冬の味・クセになる郷土料理

「いかにんじん」は、福島の郷土料理の一つで、特に冬の保存食として親しまれています。細切りにしたするめいかと人参を醤油・酒・みりんなどで漬け込んで作られ、ほんのり甘辛い味わいがご飯やお酒のお供にぴったりです。各家庭で味が異なるとされるほど地域に根ざした味で、最近では真空パック入りの商品も多く、福島駅や道の駅などで手軽に購入できます。

8. 会津そば(乾麺)|風味豊かな田舎そばを旅の余韻に

参照:https://shop.hondaya.jp/view/item/000000000834

会津地方の「会津そば」は、風味豊かなそば粉を使用した田舎そばが特徴太めでしっかりとした食感と、素朴な風味が魅力で、冷たいざるそばでも温かいかけそばでも美味しくいただけます。乾麺として販売されているものが多く、家庭でも気軽に調理可能。会津若松や喜多方の土産物店やサービスエリアで手に入り、旅の思い出とともに味わえる逸品です。

9. あんぽ柿(伊達市)|とろける甘さの高級干し柿

参照:https://www.city.fukushima-date.lg.jp/site/promotion/48741.html

「あんぽ柿」は、福島県伊達市などで生産される干し柿で、通常の干し柿とは違い、とろけるような柔らかさと高い糖度が特徴です。柿本来の風味と甘みを凝縮させたような味わいで、そのまま食べるのはもちろん、チーズやナッツと合わせたおしゃれな前菜にもぴったり。見た目も美しく、高級感があるため贈答用にも喜ばれます。道の駅や高級スーパー、ネット通販などでも購入可能です。

10. じゅうねん味噌・ごま味噌|滋養たっぷり!ご飯のおともに

参照:https://www.yamamotoya15.com/

福島県会津地方を中心に親しまれている「じゅうねん味噌」は、エゴマ(地元では“じゅうねん”と呼ばれます)を使った伝統的な調味味噌。名前の由来は「10年長生きできる」と言われるほど栄養価が高く、オメガ3脂肪酸を豊富に含む健康食品としても注目されています。このじゅうねん味噌に、香ばしいごまを加えた「ごま味噌」も人気で、どちらもご飯のおともとしてはもちろん、野菜スティックに添えたり、焼きおにぎりの味付けに使ったりと幅広く活躍。濃厚で香ばしい味わいは、家庭の食卓を豊かにしてくれる逸品です。会津若松市内の道の駅や物産館、通販でも入手可能で、ヘルシー志向の方への手土産にも最適です。滋味深い味噌の風味から、会津の暮らしと文化が垣間見えるような、そんな一瓶です。

お酒好きに贈りたい!福島の銘酒・クラフト酒土産

11. 大七 純米生酛(大七酒造)|福島を代表する伝統の酒造り

参照:https://www.daishichi.com/sake/junmaikimoto.html

大七酒造は、二本松市に蔵を構える老舗の酒造で、伝統製法の「生酛造り」にこだわり続ける数少ない蔵元の一つです。その代表銘柄『純米生酛』は、旨味・酸味・キレのバランスが非常に良く、料理と合わせても抜群。日本酒初心者からベテランの愛好家まで広く支持されています。蔵元直売所や福島市・郡山市の地酒専門店で購入可能です。

12. 会津地酒(末廣酒造・鶴乃江酒造など)|酒好き歓喜の銘酒揃い

参照:https://sake-suehiro.co.jp/

会津若松市にある「末廣酒造」は、嘉永3年創業の老舗で、蔵の一部は見学も可能な観光スポットとなっています。代表銘柄「末廣」は、淡麗辛口で後味すっきり、食中酒としても万能。

また「鶴乃江酒造」は、会津若松市にある小規模ながらも丁寧な酒造りに定評のある蔵元です。代表銘柄『会津中将』は、芳醇な香りとまろやかな口当たりが特徴で、冷でも燗でも美味しくいただけます。特に純米吟醸や大吟醸は贈答用としても人気。直売所や県内の酒販店で購入可能です。

13. 猪苗代地ビール|観光地発の個性派ビール

参照:http://inawashirojibeer.com/

猪苗代町にある「猪苗代地ビール館」では、地元の湧き水と厳選素材を使った個性豊かなクラフトビールを製造・販売しています。ピルスナーやアルトなど数種類のスタイルがあり、それぞれにこだわりの味わいが楽しめます。ラベルもユニークで、お土産としてのインパクトも抜群。猪苗代湖周辺の観光ついでに立ち寄るのもおすすめです。

手に取る楽しみ!伝統工芸・民芸品のお土産

14. あかべこグッズ|かわいさと縁起の良さを兼ねた会津名物

「赤べこ」は会津地方に古くから伝わる郷土玩具で、赤い牛をかたどった張り子細工。魔除けや厄除けの意味が込められており、ゆらゆらと首を振る姿が愛らしく、インテリアとしても人気です。最近ではモダンなデザインやキャラクターコラボ商品も登場し、幅広い世代に支持されています。会津若松市内の土産店や工芸館などで購入できます。

15. 会津木綿の雑貨|伝統柄を現代的にアレンジした実用小物

「会津木綿」は、400年以上の歴史を持つ伝統織物で、素朴ながらも美しい縞模様が特徴。現代では、伝統を受け継ぎつつ、ファッション小物や生活雑貨として展開されており、巾着やポーチ、ストールなどは実用性とデザイン性を兼ね備えた人気商品です。若手作家の工房も多く、旅先でお気に入りの一品を見つける楽しみもあります。

16. 会津漆器|格式と美しさを兼ね備えた工芸の逸品

参照:https://www.tohoku.meti.go.jp/s_densan/fukusima_01.html

「会津漆器」は、福島県会津地方で作られる日本有数の漆器ブランドで、艶やかな漆と緻密な蒔絵が魅力。重厚感あるお椀や酒器、箸など、日常使いから贈答品まで幅広く揃っています。丈夫で長持ちし、使うほどに味わいが増すのも特徴。専門店や道の駅、空港などで手に入るため、特別なお土産を探している方にぴったりです。

福島県の人気お土産まとめ

福島県には、伝統の技と地元の素材を生かした多彩なお土産が揃っています。歴史ある和菓子「薄皮饅頭」や「ゆべし」などのスイーツから、ご飯が進む「じゅうねん味噌」、ご当地色豊かな地酒、さらに民芸品として名高い「会津木綿」や「赤べこ」まで、ジャンルも魅力もさまざまです。それぞれが地域の風土や文化、受け継がれてきた知恵を感じさせてくれる品々であり、旅の思い出を形にして持ち帰るのにぴったり。福島を訪れる際には、ぜひ現地の店や道の駅、物産館を巡って、お気に入りの逸品を見つけてみてください。誰かに贈っても喜ばれ、自分へのご褒美にもなる福島の名物たちは、旅の満足度をより一層高めてくれることでしょう。

ABOUT ME
Rikuto Fukushima
Hinotoriの福嶋です。慶應義塾大学・総合政策学部の1年です。 地域の発展なしに日本の発展はないと思い、大好きな旅行・観光を通じて貢献することのできるHinotoriにジョインしました。