築102年の宿で過ごす、穏やかなひととき。小田原市「RYOKAN PLUM」

小田原の街中に佇むRYOKAN PLUMは、築102年の建物の魅力を活かしつつ、街の歴史と暮らしに触れる特別な滞在を提供します。古き良き日本文化と現代の感性が織り交ぜられた空間で、都会の喧騒を離れ、心安らぐひとときを楽しむことができます。
小田原の歴史と暮らしの魅力

ー まず最初に、この周辺地域の魅力を教えてください。
小田原の街中にあるので、小田原の街の魅力を特に見ていただけるかなと思っています。
いわゆる小田原城などの観光スポットも近いんですけども、それ以上に、この歴史のある街の中を歩くことで人の暮らしが見えたりだとか、街の歴史が結構見えたりするのが小田原の魅力だと思います。
ー お客様の中で、景色だったり、小田原のここが気に入ったみたいな声はありますか。
そうですね。例えば、歩いて5分ぐらいで海に出るんですけども、「御幸の浜」という砂浜があって、そこはあまり人も多くないので、浜辺でゆっくりしたりとか、ぼんやりしたりとか、そういう風に楽しんでくれる人がいたりして面白いなと思っています。
古民家の魅力を活かしてRYOKAN PLUM開業

ー RYOKAN PLUMさんは2020年に開業したということですが、その開業の背景について教えていただきたいです。
元々もう1つ、ゲストハウスのような相部屋のみの「プラムホステル」というところを駅の近くでやっておりまして、 それを数年やった後にこの物件を紹介していただきました。すごく魅力的な物件だったので、2020年2月に引き継いでRYOKAN PLUMを始めたという経緯になります。
ー古民家の改修に際して、コンセプトや工夫したところなどはありますか。
そうですね。元々民家と事務所として使われてた建物なんですけども、その魅力を今の小田原であったり、今の日本というところを通して、こうアップデートして、 面白いものが作れたらいいなと思って作りました。

ー 宿泊されるお客様は、どういうところに日本文化を感じられるのでしょうか。
築102年の歴史的な建物なので、そこの良さは生かしつつ、 今のこの令和の日本というところで、もうちょっとポップさであったりだとか、現代的な感性みたいなものを入れて作れたらいいなと思って、結構色を多く取り入れたり、意識して作りました。
あとは、築102年の建物なので、今のそういうポップさというところと、ここが建てられた102年の間の歴史みたいなところを取り入れたかったので、ヴィンテージの照明であったりとか、家具も入れることで、102年の歴史の繋がりというのを感じてもらえたらいいなと思って作りました。
ー RYOKAN PLUMさんの名前の由来を教えていただきたいです。
「PLUM(プラム)」、日本語で言うと「梅」なんですけども、小田原市のお花が梅ということ、あと私の苗字が梅宮というので、そこから取って英語で「PLUM(プラム)」としました。
築102年の宿でリラックス

ー RYOKAN PLUMさんを使われるお客様は、どういうところを楽しみに来られる方が多いですか。
築102年の建物なので、古い良さ、わびさびみたいな、そういう建築の良さであったりとか、それを少しアップデートした、内装の良さとかを目当てに来てくれる人が多いかなと思います。
同時に、そういう魅力をいいなと思ってくれて、外国人のお客様もかなり来ていただけてるかなと思います。
ーこのRYOKAN PLUMさんで、どういう過ごし方をされる人が多いですか。
もちろん部屋の中でゆっくりされる方も多いです。 あと、うちでは食事を提供していないので、外で食事を食べていただいて、そこから夜になって戻ってきて、お部屋でゆっくり過ごされるお客様が多いかなと思います。
ー 最後に、RYOKAN PLUMさんは特にどのような方におすすめか、訪れることでどのような心の変化や体験を感じていただきたいとお考えでしょうか。
小田原という地方都市にあるので、東京に人も比べて少ないですし、 ゆっくりしてますし、人の繋がりを感じていただけることも結構大きいです。
1日の旅でも、うちのスタッフだったり、レストランや居酒屋へ行った時の周りのお客さんであったり、お店の人であったり、そういう人との繋がりというのも結構作れるようなところだと思います。
都会でバリバリ働いて、ちょっとゆっくりしたいなという人にはすごく良い場所なんじゃないかなと思います。

RYOKAN PLUM 基本情報
RYOKAN PLUM
神奈川県小田原市栄町1丁目19-14
Tel.080-7699-0404
Mail.ryokanplum@gmail.com